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四季の調べ第73号

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今号では、多岐にわたる情報が盛り込まれていて、健康、地域文化、個人のエピソードなどが紹介されています。

1. レビー小体型認知症と前頭側頭型認知症の解説

この記事は、認知症に関する情報をわかりやすく、特にレビー小体型認知症と前頭側頭型認知症について詳細な解説が印象的です。レビー小体型認知症の幻視の症状や誤認妄想、さらにはパーキンソン症状が発症すること、前頭側頭型認知症の初期における性格の変化や異常行動が精神疾患と間違われることがある点など、日常生活にどのように影響するのか具体的な例が多く、非常に理解しやすい内容です。

介護者に向けた実践的なアドバイスもあり、例えば幻視が現れた場合には、否定せず話を合わせるという点は、実用的で、介護現場でも役立つ情報です。また、前頭側頭型認知症の進行に対する理解も、家族や介護者にとって病気と向き合うための助けとなります。

2. 地域の文化活動と個人のエピソード

記事の後半では、地域に根付いた活動や趣味を楽しむ人々のエピソードが紹介されており、地元の温かさやコミュニティのつながりを感じます。

特に、勝間田焼の復活を目指す陶芸家の活動は、地域の文化復興という意義深いテーマに加え、個人の熱意が強く伝わります。150年以上前に消滅した幻の陶器を再び世に出すための挑戦や、窯焚きに関する具体的な苦労が興味深いです。自らの健康と向き合いながら、長期的な目標を立てる姿勢に感銘を受けました。

また、小学生の登校を見守る高齢者のエピソードや、かつて琴を指導していた思い出も、地域の若い世代との触れ合いや、過去の経験を活かして活動する姿が生き生きと描かれています。これらのエピソードは、世代を超えた交流や地域の中での支え合いの重要さを感じさせてくれます。

3. 料理を通した家族との絆

料理が好きな60代の女性が、夫との関係や家庭内での役割について語っているエピソードも心温まる内容です。料理を通して家族との絆を深め、自分の趣味や楽しみを再発見する姿は、多くの人に共感を呼ぶ部分だと思います。また、日常の中での小さな喜びを大切にしている様子が伝わり、忙しい中でも家族への思いやりが感じられます。

4. 自然や趣味に関するエピソード

最後に、鳥取県在住の野鳥写真愛好家によるフクロウの観察についての寄稿は、自然に対する愛情と興味が深く伝わってきます。フクロウが実は身近な存在であることを知り、毎年巣作りをする姿を観察することに喜びを感じている様子は、自然の美しさを再認識させるもので、読んでいて微笑ましく思えます。また、彼がフクロウの野生性や危険性についても丁寧に触れている点は、野生動物への理解を深めるうえでも有益です。

5. 新人スタッフ紹介

紹介されている新人看護師の古市由美子さんの自己紹介では、長年病棟看護師を続けてきた経験を活かして、今後も患者様の健やかな生活を支えていくという意気込みが感じられ、安心感が伝わってきます。

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