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診療案内

外科・整形外科・リハビリ科・麻酔科・内科・消化器科(胃腸科)

 14年に渡り外科医としての研鑽及び麻酔科・放射線科での研修、地域医療の経験を積んだ後に平成9年10月1日に現在の草加部に開院しました。そして25年間かかりつけ医として地域に根差した医療を提供して来ました。取り扱う病気の領域は多岐に渡りますが、これからも患者さまが安心して治療を受けられるように努めてしてまいります。      

2022.12.25 多胡卓治

                 

津山中央病院外科勤務医時代

高血圧ガイドライン2025

高血圧ガイドラインが改訂されました(2025.8.29)。今回から医療従事者だけではなく、患者さんに向けての内容も盛り込まれました。この理由は日本国民の高血圧管理状況は主要先進国の中でも最低レベルで、高い血圧を下げるメリットが十分に国民に理解されていないからです。そこで患者さん自身にも問題意識を共有してもらい、医師と患者さんが協力して血圧コントロールに取り組むことが、より良い治療結果と健康寿命の延伸につながると考えたからです。

臨床研究によって裏付けされた「結果」の中に、2015年に発表された「SPRINT試験」と呼ばれるものがあります。同試験では、50歳以上の高血圧患者(糖尿病合併例や脳卒中既往例は除く)9361人を以下の2つのグループに分けて、心血管病の発症を比較しました。

⚽厳格降圧群:上の血圧を120 mmHg未満に下げることを目指す

⚽標準降圧群:従来の目標である140 mmHg未満を目指す

その結果、標準降圧群と比べて、厳格降圧群では

心筋梗塞や脳卒中、心不全などの発生リスクが25%減少

総死亡リスク(原因を問わない死亡)が27%減少  

この結果は、血圧をこれまで考えられていたよりもずっと低いレベルまで下げることで、命そのものを救えることを科学的に証明したわけです。もちろん、血圧を厳しく下げれば、めまいやふらつきといった副作用のリスクも少し上がります。しかし、SPRINT試験は、そうしたリスクを考慮してもなお、心臓や血管の重大な病気を劇的に減らすという利益がはるかに上回ることを示しました。その他の研究結果から70歳や75歳以上でも降圧目標を収縮期血圧130mmHg未満に保つことはそれなりの意義があるだろうということになりました。もちろん、「130/80 mmHg未満」という目標は日本だけの動きではありません。世界の専門家たちの間でも「より厳格な血圧管理が、心臓や血管の病気を防ぐ」という共通認識が確立されています。 最も重要なポイントは、全年齢で診察室血圧130/80mmHg未満、家庭血圧125/75 mmHg未満が目標となったことです。また、高血圧は自覚症状に乏しいため、定期的な測定と適切な管理が極めて重要です。特に家庭血圧の測定が強く推奨されており朝晩の記録が治療方針を決める上で大切な情報となります。治療を通じてめまいやふらつきを生じたり体調が悪い場合の服用は控えることも必要になります。その際にはお気軽にご相談ください。どうか高血圧治療に対して理解していただき、協力していただけますようお願い致します。

【外科治療】
 外傷、良性腫瘍・膿瘍(肛門周囲膿瘍、感染性粉瘤、手足指趾の瘭疽)・指趾の陥入爪に対する小外科手術、顔面頚部手足の疣贅に対する液体窒素治療、両下肢静脈瘤に対する高位結紮・硬化療法など。
乳腺・甲状腺疾患についても診させていただいています。麻酔科標榜医でもあります。

【内科】
 高血圧症、高脂血症、糖尿病、認知症、脳血管障害、慢性腎臓病などの生活習慣病。
急性咽頭炎、急性扁桃腺炎、インフルエンザ・コロナウイルス感染症、学校感染症、その他の感染症。
急性気管支炎、肺炎(市中肺炎、誤嚥性)、気管支喘息、肺気腫(COPD)、気胸などの呼吸器疾患。慢性肝炎、胆石症、総胆管結石、胆嚢ポリープ、脂肪肝、膵炎など肝胆膵疾患。
貧血(鉄、ビタミンB12、葉酸欠乏)、その他の血液疾患。
関節リウマチなどの膠原病、内分泌疾患。
不整脈・狭心症・慢性心不全などの心臓病についても経過観察させていただいています。

【消化器内科(胃腸科)】
 食道・胃・十二指腸・肝・胆道・膵・大腸・肛門病変については、特に数多くの症例に携わってきましたので精通しています。具体的には逆流性食道炎、食道胃静脈瘤、胃十二指腸潰瘍、ピロリ菌感染性胃炎、胃癌、胆道がん、すい臓がん、肝臓がん、大腸がん、急性虫垂炎(もうちょう)、大腸憩室炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、虚血性大腸炎など多岐に渡ります。

【整形外科・リハビリ】
 各種骨折、ばね指、肩関節周囲炎、石灰沈着性腱板炎、腱板断裂、肩関節脱臼、肩鎖関節脱臼、頚椎捻挫、腰部捻挫、頚椎症、頚椎症性ミエロパチー、腰痛症、坐骨神経痛、変形性膝関節症、下肢肉離れ、上下肢筋力低下、脊椎圧迫骨折、骨粗鬆症などを診させていただいています。身体障害者福祉法の指定医師として障害者手帳にも携わっています。
 また、リハビリ室には頸椎・腰椎けん引装置、低周波・干渉波装置、リハビリウォーカー、ニューステップ、エルゴサイザー、アクア(ウォーターマッサージ機)、フットマッサージャー、ホットパック等を取り揃えています。

【検査機器】
 X線透視装置(DR)、一般撮影装置(CR)、骨密度測定装置(米国ホロジック社製、Horizon )
極細高精細内視鏡(胃カメラ、オリンパスGIF-1200N)、大腸内視鏡診断装置(オリンパス)
超音波診断装置、心電図、動脈硬化測定装置(CAVI、ABI)、携帯型24時間心電図
携帯型24時間血圧測定装置、携帯型睡眠時無呼吸装置、血球計測器などを取り揃えています。
 

手術や専門医による治療が必要な場合には津山中央病院をはじめとする専門病院に紹介しています。希望する病院がある場合には申し出ていただければと思います。

日曜診療

平日はお忙しい方でも安心して通院できるように津山市内でも数少ない日曜診療をおこなっています。

診療日はこちらからご確認ください

予防接種(ワクチン)

 R5年12月現在、コロナ・インフルエンザワクチン接種を行う機会が多いのですが、インフルエンザは職域では受けても、家庭で子供の接種率がまだまだ低いようです。この頃ではインフルエンザワクチンに助成が受けられるので、是非受けていただきたいと思います。また、同時期に増えるのが、肺炎球菌ワクチンです。ウイルス感染に引きつづいて起こる肺炎球菌感染による肺炎の重症化を予防できることから行政からも勧められています。

 さらに子宮頸がんワクチンは、小学校6年生から高校1年生相当の女子が公費負担(無料)で受けられますが、海外に比べると接種率は極めて低いのが現状です。15歳以下の女子の子宮頸がんワクチン接種率(2019年)は、オーストラリア89%、イギリス85%、カナダ83%、日本3.3%でした。オーストラリアではワクチン接種と検診を組み合わせることにより、2028年には新規の子宮頸がん患者がいなくなるとの試算がなされています。一方日本では、子宮頸がんの罹患率・死亡率が先進国の中では最も高い水準となっているのは大変残念なことです。

 一方、帯状疱疹ワクチンがテレビ番組でCMされるようになり当院にも問い合わせが多くなっています。帯状疱疹は水痘(みずぼうそう)のウイルスが子供の頃感染し、体の神経組織に潜伏し、免疫力が落ちたり疲労が蓄積した際に再び活動を活発化させ病原性を発揮し症状を引き起こす病気です。一部の体表面に痛みを引き起こし水疱の混じった発疹を帯状に出現させます。発疹は2~4週間で改善しますが、慢性的に痛みが長引き帯状疱疹後神経痛として後遺症を生じる場合があります。特に顔面に発生すると発疹や痛みが長引きやすく傷跡が残ったり顔面神経麻痺を引き起こす事があります。そのため50歳以上、特に高齢者でワクチン接種を希望されることが増えてきました。ワクチンには2種類があり、本人の都合で選択することができます。

 2024年の冬は津山でもインフル・コロナ感染が急拡大し、医療の逼迫が切実な問題になると考えられます。そうならないためにも津山市民の皆様には両ワクチン接種の実施を切に願う次第です。4月以降はコロナワクチンも全額公費負担ではなくなるかもしれません。

当院では下記のワクチン接種を実施しております。お気軽にお電話、受付にてご相談ください。

  • インフルエンザワクチン
  • 新型コロナワクチン
  • 肺炎球菌ワクチン
  • 子宮頸がんワクチン
  • 帯状疱疹ワクチン
  • 麻疹・風疹ワクチン
  • おたふくかぜワクチン
  • A型肝炎ウイルスワクチン
  • B型肝炎ウイルスワクチン
  • 日本脳炎ワクチン
  • 狂犬病ワクチン
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